🎯 概要
現代モンゴル民族の中核をなす最大のヤスタン(部族集団)。2020年の国勢調査では、モンゴル国人口の82.4%(約300万人)がハルハとして登録されている。

ハルハ(Халх)という名称は、「覆う・守る・盾(ハルハ)」を意味するとされる。

15世紀末〜16世紀初頭、バトムンフ・ダヤン・ハーンの再編によりハルハ・トゥメンが成立し、末子ゲルセンゼに分配された領民系統(北ハルハ/アル・ハルハ)が現在のハルハの直接的祖形となった。

📖 詳細

17世紀にはハルハが東西に分かれ、七ホショー体制が形成された。清朝支配下では行政単位として四アイマク(盟)・86ホショーへ再編され、社会構造が制度化された。

1911年のボグド・ハーン即位と独立により、ハルハを中心とする近代モンゴル国家が成立した。現代モンゴル語の標準語や行政・歴史叙述は、ハルハを基軸として構築されている。