🎯 概要
ジュグデルデミディーン・グルラグチャーは、モンゴル人として初めて宇宙へ到達した宇宙飛行士である。
1981年3月22日22時59分(ウランバートル時間)、ウラジーミル・アレクサンドロヴィチ・ジャニベコフとともに旧ソ連バイコヌール基地からソユーズ39号で打ち上げられ、1981年3月30日19時42分に地球へ帰還した。
📖 詳細
ソユーズ39号の飛行
- 宇宙滞在時間は7日20時間42分である
- 飛行中に地球を124周した
- 鉱物資源、動物、地理に関する撮影を行い、医学・生物学・物理工学・遠隔探査の実験も実施した
歴史的意義
1961年の人類初の有人宇宙飛行からちょうど20年後、モンゴルは自国民を宇宙へ送った世界10番目の国となった。また、宇宙空間で自国の技術機器を試験した5番目の国、宇宙研究機器を開発して飛行中に使用した20番目の国とされる。グルラグチャー自身は、モンゴル人初、アジアで2人目、世界で101人目の宇宙飛行士として記録された。
選抜と訓練
モンゴルの有人宇宙飛行計画は1976年に始動した。翌年にはD・スレンホルロー、M・ガンゾリグ、J・グルラグチャー、S・サインツォグの4人が候補として選抜され、その後M・ガンゾリグとグルラグチャーが最終候補となった。グルラグチャーは1971年にフルンゼ市の飛行課程、1973年にジュコーフスキー記念空軍アカデミーで学び、1978年からはユーリー・ガガーリン記念宇宙飛行士訓練センターで訓練を受けた。
モンゴル宇宙研究への影響
共同飛行で行われた観測と科学実験は、モンゴルにおける宇宙研究の出発点になった。特に遠隔探査と撮影によって得られた資料は複数分野で活用され、資源調査や自然観測に加えて漁業分野でも利用価値があったとされる。