🎯 概要

ラマ僧が儀式や法要の際に着用する特殊な形状の帽子。チベット仏教の各宗派で形状・色が異なり、僧階や役職を示す。一般人の着用は禁じられている。

📖 詳細

宗派別の形状

ゲルク派(黄帽派):

  • 高く尖った黄色の帽子
  • 最も格式が高い
  • ダライ・ラマの系統

ニンマ派(紅帽派):

  • 赤い半球形の帽子
  • 古い伝統を持つ

サキャ派:

  • 赤と黄の混合色
  • 独特の形状

構造と装飾

基本構造:

  • 硬い芯材で形を保つ
  • 布または革で覆う
  • 頂部に宝珠型の装飾

装飾要素:

  • 金糸刺繍
  • 仏教的シンボル(法輪、蓮花など)
  • 宝石(高位僧のみ)

着用規則

儀式・法要・公式行事でのみ着用。僧階によって着用できる帽子が厳格に規定される。帽子の形状で僧の専門(密教、顕教など)も判別できる。