🎯 概要

始まりも終わりもない幾何学的な結び目文様。チベット仏教の「八吉祥(タシ・タギェ)」の一つであり、モンゴルでは「無限の幸福」「長寿」「平穏」「宇宙の永遠の動き」を象徴する最も親しまれている文様のひとつ。

📖 詳細

象徴的意味

複雑に絡み合った線は、世界のあらゆる事象が互いに依存し、影響し合っているという「縁起」の思想を表す。また、悪霊がこの複雑な迷路から抜け出せないという魔除けの意味もあり、ゲルの扉や絨毯、装飾品に多用される。

クラフトへの応用

  • 家具・建築: ゲルの柱(バガナ)や冠(トオーノ)の装飾彫刻。
  • 衣装: デールのボタン(シルベ)の結び方や、革製品の押し型。
  • 宝石: 銀細工のペンダントや帽子の装飾具。

ひし形(ダイヤモンド型)を含む構造は、不変の強さと保護の盾を意味することもある。