🎯 概要

「モンゴル秘史」にも登場する古いニルン・モンゴル部族。ボドンチャルが捕らえた妊婦から生まれたバアリダイを祖とする。「バーリンは年長の系統」として、代々ハーンからの信頼が厚く、吉日選びや白の儀式(ツァガーン・テングリ)を司るなど精神的にも重要な役割を担った。

📖 詳細

  • 分類: 歴史的には「ニルン・バーリン」「ニュツグド・バーリン」「マナン・バーリン」の3つの支系に分かれていた。
  • 清代: ダヤン・ハーンの孫、スブハイ・ダルハン・ノヨンが率いた一派が内モンゴルへ。1636年に清に帰属し、バーリン右翼・左翼の二旗として組織された。
  • 文化的貢献: 18世紀には歴史家ラシプンツァグ(「ボーロル・エリヒ」の著者)などの文化人を輩出している。