最近うれしかったこと。新年に帰省したモンゴル人が買ってきてくれた本が届いた。

年末に突然メールで連絡があって、「もうすぐ帰省するけど、あなたはモンゴルが好きだから、何か欲しいものがあったら言ってください」という親切な申し出があった。

それではと、お言葉に甘えて、最近出た本で何か良いものがあったらとお願いしておいた。もちろん実費はお支払したが、私に向きそうな本を2冊見繕って買ってきてくれたのである。

一冊はモンゴル語構文のドリルで、もう一冊はモンゴル語による文書作成のマニュアルだ。論文、各種書類を作成する際の注意点が系統的に示されている。特に、巻末の「綴りが紛らわしい単語一覧」が便利だ。例えば “томьёо/томъёо, төвшин/түвшин, нил/нэл, Төвд/Түвд” など、モンゴル語ネイティブでも間違えやすい単語の正しい綴りが示されている。

ほんの数日間の短い帰省の間に、しかも真冬のモンゴルで書店まで足を運ぶのはかなり難儀だったはずだ。こうした親切に、とても心温まる気持ちになった。