先日、モンゴル人達を招いてホームパーティーを開いた。メニューは以下の通り。
・モンゴル茶
・お茶菓子
・チーズ3種
・日本酒
・カナッペ
・ニンジンのサラダ
・首都サラダ
・キャベツのサラダ
・塩茹で羊肉
・ボダータイ・ホーラガ
・ボーズ
・デザート
・紅茶
モンゴル茶の味は評判がよく、例によってどこで買った茶葉を使ったのかと聞かれた。モンゴル国のモンゴル人向けには茶葉を少なめにして薄く煮出し、牛乳を多めにするのがコツ。塩味は内モンゴルのものよりはやや少なめぐらいだろうか。やはり、現地人にモンゴル茶の出来栄えを褒めてもらうのは嬉しい。
チーズはパニール(インド製)とモッツァレラとエメンタールを並べて食べ比べてもらったところ、パニールがモンゴルのビャシラグにそっくりで、もしモンゴル製だと言って出されても区別がつかないとのこと。モッツァレラも乳脂肪分が高いけどモンゴルのビャシラグによく似ているという感想だった。
ついでにモンゴル人の味覚について調べたいという好奇心から、うまい棒も食べ比べてもらった。うまい棒というのは十数種類の味のバリエーションがある駄菓子だ。このうちの牛タン味、カレーチキン味、チーズ味を食べさせて、5名のモンゴル人の意見を総合した。チーズ味が一番おいしいとの意見で、牛タン味は予想に反してさほど口に合わなかったようだ。いつかうまい棒の30本入りを大量に買い込んでモンゴル人に配り、アンケートをとってみたいと夢は大きくふくらむ。
ボーズは約50個ぐらい作って蒸した。ボーズの具はモンゴル国式に羊肉と玉ねぎを使用して、味付けは塩こしょうのみ(内モンゴル式だと羊肉とニラを使用し、調味料各種を加える)。味付けは我が家のナイR氏が担当してくれたが、ちょうどいい塩加減で大好評だった。羊肉はどこのスーパーでも、ひき肉になったものは手に入りにくいが、ハラール食品を扱っている店に行くと冷凍したものを購入できる。蒸しあがったボーズにはケチャップを付けて食べるのがモンゴル国流。
すべてのメニューの調理に要した所要時間は約3時間。忙しかったので、キャベツのサラダなどはスーパーで売られている千切りキャベツを利用した。首都サラダもハナマサで購入しておいた業務用の1kg入りポテトサラダにピクルスとゆで卵のみじん切りを混ぜるだけにして、時間の短縮をはかった。