米国議会図書館は、議会の図書館であると同時に、アメリカ合衆国の国立図書館としての役割も果たしている図書館だ。同図書館では、1865年以来、アジア関係の資料の所有を開始した。4年後の1869年には清朝の同治帝より10タイトル993冊の蔵書の寄贈を受けている。これらを基礎としたアジア関係資料コレクションは現在では250万件に達している。収集内容も多義にわたる包括的なもので、この種のコレクションとしてはアジア地域外では最も優れたものであろうと米国議会図書館アジア部長のH.W.リー氏は記している。(出典:「米国議会図書館におけるアジア関係資料の構築」, 国立国会図書館ホームページ)

中国語・モンゴル語の資料は計90万冊で、モンゴル地域の貴重な資料も多数所蔵している。OPACで確認したところ、モンゴルについて記した英語書籍等も含むモンゴル関係の書籍は6,879冊と膨大で、このうちモンゴル語辞書が187冊も含まれている。

米国議会図書館のOPACは以下である。
http://catalog.loc.gov/cgi-bin/Pwebrecon.cgi?DB=local&PAGE=First