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Month: May 2009

ハナマサのモンゴル岩塩

肉のハナマサでは「プロ仕様」というブランドの業務用食品が売られている。これは大抵大袋入りなので、大量に使う予定があるならばお買い得だ。最近、このシリーズでモンゴル岩塩が売り出されたそうだ。1kg入りで198円と安価である。 安いのでバスソルトとしても利用できるなどと書かれたニュース記事を見かけたが、とてもそんなもったいないことをする気にはなれない。だいたい、モンゴル製のビーフジャーキーが日本では犬の餌として売られていたりするのを見ると心が痛む。 塩を大量に使う食品といったら、やはりパンチェッタだろう。豚のばら肉を買ってきて塩漬けにして冷暗所に保存して熟成させ、最後に乾燥させて作る一種の生ハムだ。今の季節ならさほど気温が低くないが、冷蔵庫で作ることも可能なようだ。 以前、うちでもナイR氏と一緒に作ったことがある。できあがったものをイタリア料理に使うとなかなかおいしかった。今度さっそく作ってみよう。

海外からのお客

2009-05-27 | できごと

先週の土曜日、モンゴル語のボランティア通訳をやった。モンゴル語通訳の報酬というのは決して安いものではないのだが、韓国に頻繁に調査旅行に行く日本人を頼ってモンゴル人が団体で観光旅行に来るということなので、無償にて通訳を引き受けた。自分も経験があることなのだが、海外に行くと現地の人々になにかとお世話になることが多い。なかには全く見ず知らずの人に、どうしてここまでと思うほど親切にしてもらったことも何度かある。もちろん、外国人からお金などを騙し取ろうとする悪い人もいるが、多くの人は個人で旅をしている旅行者には大変好意的だ。 そしてその現地でお世話になった人が、こちらを頼って来日するということもたまにあるわけだ。向こうで友達の家に泊めてもらったり、食事をご馳走になったりしたことがある以上、こちらもそれ相応のもてなしをするのが道義だと思うが、あいにく日本ではあまりそういう習慣がないことが多い。そのため、周りによっぽど理解がある人でもいない限り外国人が来たときのお世話はすでに自分でやらなければならず、ややもすれば孤立無援の奮闘をすることになる。 私の友人などもインドによく行くのだが、インド人は自分の家がどんな状況になっていても知人が訪ねてきたら必ず泊めるというホスピタリティーを持っている。彼女もインドとの関わりが深いので、しょっちゅうあちらの人達にお世話になっている。ところで、そうしてお世話になった人達の誰かがなんかの機会で来日することもある。泊まるところがないというので、自分のアパートを明け渡してしばらくインド人を住まわせたということもあったそうだ。 あまり海外に行ったことがない人や、行ったとしても短期の観光旅行しか経験がない人には、そうした行為は理解に苦しむだろうが、自分がそれまでに異国の地で受けた親切の記憶が本能的にそうさせるのである。よく国際交流などという言葉を簡単に口にする人がいるが、外国人と居酒屋でお酒を飲んで、日本文化についてうんちくをたれるだけのつきあいはまやかしだと思う。 外国人とのつきあいが深くなればなるほど、日本の常識では考えられないほどの様々な出来事が起こるし、特に発展途上国の出身者が相手ならば、なにかあったときにこちらで一手に面倒を見なければならないこともあり得る。たまにモンゴルに旅行に行く予定の人が、現地で世話になりたいからという理由で私にモンゴル人の友人を紹介して欲しいと頼んでくることがある。もちろん悪いことではないが、世話になった以上はこちらも礼節を尽くせるか、逆に海外からお客が来たときにきちんともてなしをできるだけのキャパシティーがあるか、自問自答してみるのもよいだろう。

モンゴル大統領選挙

モンゴルの大統領選挙の投票が24日に行われ、今日25日に開票が行われた。人民革命党のエンフバヤル氏と民主党のエルベグドルジ氏の対戦になったが、エルベグドルジ氏の当選が確定したそうだ。 モンゴルの通信社であるモンツァメの記事によれば、現時点(25日17時)では集計結果の公式発表は行われていないが、モンゴル人民革命党も敗北を認めている宣言をしている。 http://www.montsame.mn/index.php?option=com_news&task=news_detail&tab=200905&ne=1226 中央選挙管理委員会による公式発表は5日以内に行われるという。

畜生!

モンゴル語では、親子ほど歳の離れた年下の相手に対して親しみを込めて呼びかける際に、「我が息子よ」を意味する”Миний хүү!! (ミニー・フー)”という表現がしばしば用いられる。 モンゴル出身の力士、朝青龍はしばしば「畜生!」と暴言を吐いたことがマスコミで取り沙汰されているが、これは実はモンゴル語で「君は息子だよ」を意味する”Чи хүү шүү!! (チ・フー・シュー)”という慈愛に満ちた表現だったということが明らかになった。 注:あまり本気にしないように。

ビンディー

2009-05-06 | できごと

昨日は近所のネパール料理屋に行った。我が家のナイR氏がインドカレーを作る趣味があるため、ちょくちょくナンを買いに行くのですっかり顔を覚えられている。ナンも自作すればいいじゃないかというツッコミが入りそうだが、やはりナンはタンドール釜で焼いたものがおいしいだろう。フライパンでホットケーキに毛が生えたようなナンを焼いてもあまり気分が出ないではないか。 ナンが焼けるまでの間、厨房の傍の席でチャイをサービスしてもらいながら、シェフ達とおしゃべりするのがいつものささやかな楽しみとなっている。あいにくネパール語はできないのだが、なぜか彼らはヒンディー語ができる人が多いので、私の怪しげなヒンディー語でもなんとか通じる。 さて、昨日はナイR氏と二人で訪れて、それぞれダルバートを注文して食べた。ダルバートとはダルカレーとライスがセットになった定食のようなもので、ネパールでは一般家庭でも日常的に食される国民食のごとき存在だ。タルカリという野菜の煮物やアチャールという漬物、サラダなどが添えられることもあるようだ。 注文のとき、飲み物は何にするかと聞かれて、じゃあ水でもくださいと言ったら、厨房で大きな声で「パニ」と叫んでいるのが聴こえた。しばらくして店長がやってきて、「パニって言ってたの、わかりましたか?」と言う。「タンダー・パニでしょ」と言うと納得したような顔をして奥に引っ込んでいった。ナイR氏もインドに行ったときには「エーク・パニ(水ひとつ)」などと言ってミネラルウォーターを買っていたので、覚えているかと聞くと、ぜんぜん記憶にないという。彼は覚えるのも早いが忘れるのも早いようだ。 ややあって運ばれてきたダルバートを食べていると、やはり評価が気になるのか、わざわざシェフが出てきて「カエセー・ラガー?(いかがですか)」とヒンディー語で聞く。「アッチャー・ラガー(気に入りましたよ)」と答えると嬉しそうな顔をして戻っていき、しばし厨房が沸いていた。女性形だとラガーじゃなくてラギーと言うべきだったのかもしれない。またしばらくして、店長が紙切れを手にして近寄ってきた。紙には日本語で「オクラ」と書かれている。私が「オクラ」と発音して、「ビンディー(オクラを意味するヒンディー語)」と付け加えると、頷いて「レディース・フィンガー?」と英語で念を押す。メニュー作りにでも使うのか、日本語で正しい書き方と読み方を知りたくて確認したのかもしれない。 食べ終わる頃、別のウエイターがヒンディー語でお下げしてよろしいですかと聞くので、「ティークハェ」と答えると、わざわざ「ティークハェ」と復唱しながらお皿を下げていく。すると今度は店長が「ガラム・チャイ」といってホット・チャイを持ってきた。いちいち反応するのは面倒になってきたので、黙っていると、もう一度「ガラム・チャイ!」と言ってこちらの顔を覗き込む。しかたなく、ナイR氏に向かって「温かいお茶だってさ」と説明した。みんななぜかいちいちヒンディー語を使いたがるが、これもサービスのつもりなのかもしれない。 外国料理のレストランに行って一番の楽しみは、料理はもちろんのことだが、やはりこうして外国語で現地人と会話することだ。外国料理は割高なことも少なくないが、現地に行った気分になれると思えば安いものだ。近いうちオクラ入りのカレーが新メニューに加わることを密かに期待しつつ店を後にした。

フィンランドのモンゴル学

フィンランド人のモンゴル学者といえば、ラムステッドやマンネルヘイムが挙げられる。さっきネットで調べものをしていたら、「フィン・ウゴル学会(The Finno-Ugrian Society)は、マンネルヘイムの18世紀のモンゴル語、チュルク語、チベット語で書かれた東洋の書物のコレクションと写本を、ヘルシンキ大学の東洋コレクション(the Orientalica Collection)に寄託しています。」との記述を見かけたが、あいにくリンクが切れていた。 さっそく検索してみると、フィンランド国立図書館のホームページに”The Orientalica Collection also includes C. G. E. Mannerheim’s (1867-1951) manuscripts from his travels in Asia and G. J. Ramstedt’s (1873-1950) materials, among them Mongolian manuscripts. “と書かれていた。http://www.lib.helsinki.fi/english/services/collections/orientalicaeng.htm さらに、”Helsinki University Library: The Finno-Ugrian Society has deposited Mannerheim’s manuscripts in the Orientalica Collection at Helsinki University Library, along with Mannerheim’s collection of […]

スパム拍手の正体

2009-05-05 | できごと

私の「モンゴル語の穴ぐら」(http://itako999.blog41.fc2.com/)というサイトにスパムのような大量の拍手があったという話をこの日記に書いたことがあるが、その正体が明らかになった。Googleボットの仕業らしい。 検索エンジンのGoogleはWeb上の情報を定期的に収集する必要があるらしく、私のサイトにもときどき現れる。ページ内にあるリンクをどんどん辿っていくため、おそらく拍手のボタンもなんかの弾みで押されてしまうのだろう。

蒙古文述語数据庫

内モンゴルのモンゴル語専門用語データベースhttp://www.anabapa.com/ ブラウザはインターネットエクスプローラでしかうまく表示されない。OSは表示させる分にはXPでも問題ないようだが、検索語を入力する手間を考えるとVistaを使ったほうがいいだろう。