頭の中は定期的にお掃除をしないと、メモリ容量が一杯になってしまうようだ。数ヶ月前、猛烈な勢いでモンゴル語関係の情報を集めたのだが、その直後にいろいろと用事が入ってしまい、そのままにしてある。

それだけでなく、日常の雑事も次から次へと降ってきて、頭がパンクしそうになる。最近は若年性痴呆が増えていて、世の中が便利になりすぎて人間がナマケモノになっているせいだと言われるが、それは逆だと思う。世の中が複雑になるにつれて、処理しなければならない情報、整理しておかなければならない知識、決断を下さなければならない事柄が格段に増えてきたせいだ。

とりあえず、頭の中にひっかかっていることを文章化してしまって楽になろうと思ったが、次から次へと書きたいことが出てくる。とても文章化のスピードが追いつかない。

実はさっきから何度も、この「たわごと」にモンゴル語研究に関する執筆計画のメモを記して載せようとしているのだが、あふれてくる文章を書き綴るうちに数コラムになってしまった。その都度、タイトルを「執筆計画」と記入して書き始め、結局別の内容になってしまう。まずそっちの内容を文章化するのを、先に片付けてしまいたい衝動にかられるからだ。このコラムも今度こそは執筆計画にするつもりが、全く違う内容になってしまった。

とはいえ、いろいろと文章を書いて吐き出しているうちにだいぶ楽になってきたようなので、次回からは大丈夫だろう。