モンゴル語・日本語・英語のオンライン辞書用に開発している、WordPressを利用したサイトの魔改造が、いよいよ大詰めを迎えた。

WordPressはもともとブログ作成用に開発された仕組みで、自前またはレンタルしているサーバーがあれば、そこにインストールして利用できる。現在ではブログに限らずさまざまなサイトの構築に使われ、世界のウェブサイトの4割以上で採用されているほどメジャーなCMSだ。

既存のテンプレートも有償・無償で豊富に手に入るが、私の場合は完全に独自のテンプレートを使用している。去年の秋頃からひな形を作り始め、必要な機能を一つずつ加えながら、徐々に改築を重ねてきた。

この辞書は、モンゴル語を見出し語として日本語訳・英語訳を付ける形で作っているので、基本的にはモンゴル語の語句を調べることに特化している。ただし、日本語から対応するモンゴル語を探すこともできるので、モンゴル語話者が日本語の意味や対応表現を調べる用途にも使えると思う。

3言語化したのは辞書の中身だけではない。目次やカテゴリー名、各種ボタンなど、サイト内の案内表示そのものもモンゴル語・日本語・英語に対応させた。右上に並んだ言語切替ボタンを押すと、そうした表示が丸ごと選んだ言語に切り替わる。

ほかにも辞書として使いやすくするための改造をあれこれ重ねてきた。既存のテンプレートを土台にしていれば作業自体はもっと楽だったとは思うが、ここまで形が見えてきた今になって振り返ると、それでは徹底したカスタマイズには到底届かなかっただろう。結果的に、最初の段階で一から自作のテンプレートを作り込んでおいて正解だったと感じている。