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バーバルペディア

モンゴルのフリーオンライン百科事典「バーバルペディア」http://baabarpedia.mn/ モンゴルの大手ニュースサイトであるNEWS.mnの協力によって運営されているサイトで、現在までにすでに978件の記事が投稿されているそうだが、まだ記事の内容が作成されていないページも少なくない。ともあれ、今後内容が充実していけば、モンゴルについて調べ物をする際にかなり重宝することになるだろう。 名前の由来については、「バーバル氏の名前とEncyclopediaをかけ合わせた」という説明がサイト内のどこかに書いてあったのだが、あいにくそれがどこだったか忘れてしまった。 ちなみに、以下のNEWS.mnの次のページにはバーバルペディア編纂への参加を呼びかける記事が掲載されている。この記事によれば2008年時点で編纂は終了したことになっているようだが・・・。http://publish.news.mn/show/id=150

チンギス・ウオッカの通販

なんと、通販サイトAmazonでモンゴルの銘酒、チンギス・ウオッカを購入することができる。価格は1本2,999円というから、国内のモンゴル料理店などで買うよりはかなり割安だ。http://www.amazon.co.jp/gp/product/B002G1SJAE 商品はお酒なので、ページの表示には年齢認証が必要になるようだ。同サイトでは他にモンゴル岩塩なども販売されている。

モンゴルのオンラインスーパー

以下はモンゴルのオンラインスーパーのサイト。モンゴル語表示だが、韓国系のサイトらしい。http://cafe.duunet.com/kr/front/index.asp 仕組みについてまだよく理解していないが、出店も可のようなので、日本の楽天ショップのようなシステムなのかもしれない。商品名をクリックしてみたところ、表示されないものが多く、おそらくこのサイトはまだ工事中でこれから充実させていくのだろう。モンゴル国内限定だと思うが、食品なども買えるようだ。

去年、今年、そして

2009-08-02 | できごと

去年は中国のチベット自治区で暴動があって数多くのチベット人の命が奪われた。今年は新疆ウイグル自治区で暴動があった。そして来年は・・・と考えると心臓が早鐘を打ち、冷や汗が流れそうになり、涙すらにじんでくる。 一部のメディアは中国国内の民衆の不満のはけ口となるよう、わざと民族対立を煽っていると論じている。だが、これは当たらないと思う。あくまでも中国共産党は「各兄弟民族が団結、協力」することを謳っており、国内には民族問題は存在しないというのを建前としてきた。実際に、私が昔中国にいた頃も、中国人は口を揃えて「民族問題没有」と言っていた。 中国政府側の報道では、湾岸部と辺境地域、さらに教育程度の高い人々とそうでない人々の間に経済格差が生じたために少数民族は不満を抱えているという。だが、はたして経済格差だけが本当の理由だろうか。 新疆ウイグル自治区ではだいぶ以前から、幾度となく核実験が行われてきたという事実は意外なことにあまり知られていない。最近、アメリカの有力な科学雑誌で発表されてやっと世間に知られるようになった。 このたび来日したカーディル女史が述べているように「約60年間の圧制に対する我慢が限界に達した」というのが真実であろう。我慢は重ねている時期が長ければ長いほど、これを表面に出さないように努力すればするほど、ほんのささいなことである日爆発するものだ。これは民族問題だけに限らず、日頃の人間関係についても言える。自由に不満を口に出せる空気がない状態では、いつか破綻してしまう。

2009-07-31 | できごと

トルコのニュースサイトでカディール女史の記事が掲載されているものをいくつか見つけた。http://www.hurriyet.com.tr/dunya/12049419.asp?scr=1http://www.ihlas.net.tr/detail.asp?id=183205http://www.gercekgundem.com/?p=208966 トルコ語が読めないのが残念だが、写真入りで掲載されているサイトが多いことからもやはり関心の高さが伺える。とはいえ、それほど報道が過熱しているという印象は受けなかった。 しかし、誰か読んでくれないだろうか。隣に座っているナイR氏に、「SEなんだからこれぐらい読んでよ」と意味不明なことを言って絡んでみたが、相手にされなかった。自動翻訳サイトとかないのかな・・・。

モンゴル国立アーカイブ

モンゴル国政府の外郭団体であるアーカイブ総局のホームページ。わりとまめに更新されているようだ。めずらしい歴史写真なども公開されている。http://www.archives.gov.mn/

ラビア・カーディル女史に関する報道

2009-07-30 | できごと

世界ウイグル会議の議長、ラビア・カーディル女史が来日した件について、各国のニュースサイトの記事を比較してみた。 台湾と中国の報道は、両国の政治情勢を考えれば当然のことかもしれないが、正反対ともいうべき内容が伝えられている。台湾の記事には、日本のメディアでも報道されなかった内容が一部含まれている。 モンゴル国の記事だが、ウイグル暴動直後に配信されたニュースでは、おそらく新華通信社からの情報をそのまま伝えたと思われる内容であった。また、今日(7月30日)の記事ではカーディル女史来日の情報を伝えており、産経ニュースの記事がほぼそのまま引用されている。 また、ドイツのサイトでは、カディール女史がインタビューに応じて「アメリカの対応は冷たい。中国に対して抗議したのはトルコだけだった」と発言したことが伝えられている。台湾の記事でもこれは大きく取り上げられており、さきほどの記事では「アメリカは冷たい」というのが見出しになっているほどだ。冷たいと言われて慌てたというわけではないだろうが、29日付けでアメリカのサイトでもカーディル女史をダライラマになぞらえ、ウイグルの母とみなされていることを伝える記事が掲載されている。 願わくばトルコのニュースサイトも漁ってみたいところだが、あいにくトルコ語は読めない。意外なことに同じテュルク系の民族であっても、カザフスタン、ギルギスタン、ウズベキスタン、タジクスタンといった中央アジアの各国はウイグルを非難する声明を出しているそうだ。中国との貿易協定を結んでいるため、関係悪化を恐れているためらしい。 各国でかなり異なる報道がされている背景には、人権意識の高さ、国内に不安定要因となる少数民族を抱えているか、アメリカや中国との関係などの差異があるだろう。また、情報が錯綜する中で、いかに冷静な分析を行えるかも重要な要素だ。 先日のウイグル暴動についても、少数民族への弾圧と見なすか、イスラム系のテロ事件と見なすかによって論調は180度異なるし、一部の日本のメディアのように曖昧模糊とした論説に終始しているところもある。 今回の出来事は、日本が特別に人権意識が高いというわけではなく、おそらくカーディル女史がノーベル平和賞の候補者になったことがあるというネームバリューに押されたのではないかと私は考えている。 ��参考サイト>中央社即時新聞(台湾)http://www.cna.com.tw/SearchNews/doDetail.aspx?id=200907290212新華ネット(中国)http://news.xinhuanet.com/world/2009-07/30/content_11797704.htm産経ニュースhttp://sankei.jp.msn.com/world/china/090729/chn0907292118008-n1.htmOlloo(モンゴル)http://www.olloo.mn/modules.php?name=News&file=article&sid=1158074&catid=2198euronews(ドイツ)http://de.euronews.net/2009/07/29/uiguren-fuehrerin-erhebt-schwere-vorwuerfe/CNN(アメリカ)http://edition.cnn.com/2009/WORLD/asiapcf/07/29/china.activist.profile/

モンゴル語野鳥辞典

オンラインのモンゴル語-英語-ロシア語-中国語-日本語-韓国語-カザフ語のモンゴル野鳥辞典http://www.sibagu.com/mongolia/indexmn.html#TOP モンゴル語の鳥類名称辞典としては、他にも社会主義の時代にモンゴルの科学アカデミーから発行された語彙集がある。 また、野鳥イラストレータとして活躍する谷口高司のイラストによる『モンゴル野鳥図鑑』もモンゴルで出版予定だそうだが、同氏に問い合わせてみたところ、すでに作画を終えてデータを渡したのにも関わらず梨のつぶてになっているとのこと。詳しい経緯は本人のプログに記載されている。http://fieldart.blog123.fc2.com/blog-entry-65.html

キリル文字モンゴル語ブログ

キリル文字モンゴル語でブログを作るならば、日本の通常のブログサイトだと、文字表示がユニコードにうまく対応していない場合もあり、テンプレートの文字の大きさが日本語向けで大きすぎるとか、単語の切れ目でうまく改行してくれないとか、いろいろとやっかいな問題が生じる。 その点、GoogleによるBloggerという無料ブログサービスを利用するといろいろ都合がよい。https://www.blogger.com/start?hl=ja 開設もあっという間にできてしまうし、ユニコード対応なので、WindowsXP以降の環境にあればモンゴル語IMEでそのまま入力すればよく、伝統モンゴル文字のブログ作成と比べたらはるかに簡単だ。モンゴル国のモンゴル人も、Bloggerでブログを作っていることが多い。私自身も、まだ公開していないが自分のキリル文字モンゴル語ブログを作ってみたことがある。 しかし、やはりせっかくキリル文字で書いたからには肝心のモンゴル国のモンゴル人に読んでもらいたいものだ。モンゴル人のサイトやブログにリンクを張ってもらうという手もあるが、どうしても閲覧者の幅は限られてしまう。 そこで思いついたのは、モンゴルのブログサイトに登録してみるということだ。ブログサイトはいくつかあり、いずれも内モンゴルのモンゴル語ブログと同様に、新規に更新された投稿記事がサイトのトップに一覧表示される仕組みになっている。サイトによっては、個々の記事だけでなく新規に開設されたブログも名称が一覧表示される。 実は伝統モンゴル文字ブログの成功に気をよくして、さっそく作りたくてうずうずしているのだが、他にもいろいろやることがあるし、すでに作ったブログの更新をおろそかにするわけにはいかない。とりあえず、以下にいくつかのブログサイトのURLをメモしておく。 http://www.miniih.com/http://blog.banjig.net/http://blog.gogo.mn/http://www.delhii.net/http://www.blog.mn/

「伝統的モンゴル文字文書のディジタル図書館に関する研究」のメモ

あとで記事としてまとめるためのメモ。 以下の論文より必要な情報を抜粋した。 ハルタルフー・ガルマーバザル、前田 亮「伝統的モンゴル文字文書のディジタル図書館に関する研究」, 『アート・リサーチ/紀要』 [vol.08], 2008. http://www.arc.ritsumei.ac.jp/kiyou/08/maeda.pdf ・現在、Microsoft Office 2007で使用できるモンゴル文字のIMEが出ているが、制御記号が使用されてないため、弓形字や母音の違い及び表示が不完全である。 ・現在使われているモンゴル文字のフォントには異型字と結合字が含まれてないため、Unicodeフォント(Mongol_Script.ttf)ではモンゴル文字の正しい表示には不十分である。 ・Unicode規格の私用領域を使用するようにMongol_Script.ttfを修正した。このフォントを用いて異形字や結合字を表示する。