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伝統モンゴル文字のブログ

伝統モンゴル文字のブログだが、ブラウザはIE(インターネットエクスプローラ)でしかうまく表示されない。ただし、同じIEでもバージョン8だとやはり表示されないようだ。もともとIEはブラウザの標準規格に従っていない面が多く、バージョン8ではこれが改善されたらしい。ということは、モンゴル語入力ソフトの方も将来的には見直しを迫られるのだろう。 その他の環境での表示状況について知りたいので、うまく表示できた、またはできなかったなどの情報をこのブログのコメント欄に、または私宛に直接メール(http://form1.fc2.com/form/?id=79664)にてお寄せいただければ大変ありがたい。念のため、伝統モンゴル文字ブログのURLを再掲しておく。http://www.holvoo.net/itako001 <追記>さっき書き込みをしていたら、突然表示がおかしくなった。サイト側の問題なのか、こちらの書き込みのせいなのか、はたまたブラウザの問題なのかは不明だ。ブラウザのキャッシュをクリアしてみたが改善されなかった。

モンゴル語ブログに成功

さっそくモンゴル語プログを作ってみた。ブラウザはインターネットエクスプローラ限定で、Firefoxなどでは閲覧できないようだ。http://www.holvoo.net/itako001 昨日試しに記事を書いておいたら、今日見たら6件もコメントがついていた。まだ誰も読まないだろうとタカをくくっていたら、更新されたブログはサイトに表示される仕組みになっていて、モンゴル人たちが読みに来てくれたようだ。綴りが間違っているという指摘があったが、批判はありがたく受け止めよう。 どうやら内モンゴルではサインビリグとムンフガルというモンゴル文字入力メソッドが主流のようだ。どちらも現時点では無料で入手可能だ。詳細の説明は後ほど。

モンゴル語ブログ

内モンゴル人にモンゴル語のブログサイトを教えてもらった。そこに登録すれば、伝統モンゴル文字のモンゴル語でブログが作れるらしい。いよいよ、夢にまでみたモンゴル文字Webページ作りが実現しそうだ。WindowsXP環境での伝統モンゴル文字の入力方法についても教わったので、しばらくいろいろと試してみようと思う。詳細はまた後ほど。

「ウイグル語仏典からモンゴル語仏典へ」

単なるメモ。 『内陸アジア言語の研究 XXII』 中央ユーラシア学研究会 A5 194頁 2007年7月2,625円漢蔵合璧西夏「黒水橋碑」再考(佐藤貴保・赤木崇敏・坂尻彰宏・呉正科)、ウイグル語仏典からモンゴル語仏典へ(中村健太郎)、ヒジュラ暦742年カラコルムのペルシャ語碑文(磯貝健一・矢島洋一)ほか。

インド料理(習作)

2009-06-29 | できごと

先日の土曜日、新大久保のエスニックタウン化した一角にあるハラール食材店に買出しに行った。ある店にはやたら日本語のうまいバングラディシュ人の店員がいて、営業に来ていたもう一人の外国人と日本語でしゃべっていた。彼らが日本語で「お値段の方、勉強いたしますよ」とかいいながら揉み手擦り手をしてぺこぺこお辞儀しているのがなんとも可笑しかった。 スパイス類はすでにあらかた揃っているので、今回買い足したのはバスマティライス、ビリヤニ用のマサラペースト、インド製のスナック、南インド製のレトルトカレー、パキスタン製の冷凍ナンなど。ミャンマー人が経営している店でミャンマー製のインスタント食品も2点ほど買ってみた。 さて、その翌日の日曜日、さっそくインド料理を作ってみた。今回チーフシェフとなったのはナイR氏だが、私も野菜の下ごしらえ、ビリヤニ、茄子のカレー、ライタ、チャパティーの生地延ばしなどを担当した。せっかくだから写真を撮ろうということになって、撮影を意識したせいか、たった2人で食べるにしてはちょっと作りすぎてしまったようだ。 お品書きは以下の通り。 ・カレー2品(パラク・パニール&ベジタブル・カラヒ)・チャパティ(もちろん自家製)・タンドリーチキン風グリルチキン・ビリヤニ・ライタ(野菜とヨーグルトのサラダ)・マンゴー・アチャール(インド製の市販品)・ラッシー・チャイ 画像は以下のURLにアップロードした。http://picasaweb.google.com/itako999/EUXkRD#

ネパール焼きそば

2009-06-15 | できごと

週末、ネパール料理レストランに行った。いつも行くほうのお店ではなく、練馬まで足をのばしたところにある比較的最近できたお店だ。ネパール料理店といっても、インド料理と大差ないメニューを出す店が多く、ひどいところではスタッフが全員ネパール人なのにインド料理店と称しているレストランも多い。そうした中で、ネパール特有のメニューがかなり豊富な店だった。 カレーとナンといったありきたりなセットメニューもあったが、ここはエスニック料理通ぶってモモやチャウミンなどのネパール料理を単品でいくつか注文した。ネパールの魚料理も注文したのだが、名前を忘れてしまった。見た目はフィッシュティカに似ていて、スパイス使いが絶妙でおいしかった。 レストランのオーナーは日本の大学で経営学を学んだそうで、そのせいかウェイターたちは皆、洗練された身のこなしとサービスで、ちょっとインドの外国人客向けのレストランの雰囲気を思い出した。欲をいえば洗練されすぎていて疲れるのだが、女性客にはこのほうが受けがいいのだろう(私自身も女性だが)。 片言のヒンディー語をしゃべったらやはり通じた。ディーヴァナーガーリー文字を指差して「これを読め、あれを読め」と読まされるのに付き合うはめになった。父が長期間ネパールに滞在していた話をしたせいか、それとも片言のヒンディー語のご利益なのか、なぜか食後にマンゴーラッシーをサービスしてくれた。 さて、前置きが長くなったが、チャウミンとはネパール焼きそばのことで、ネパールで一番ポピュラーな麺料理だそうだ。チャウミンの語源は中国語の「炒面」(チャオ・ミィエン)からきているらしい。ネパール料理が中華料理の影響も受けているという好例だろう。なお、最近ではインドでもチャウミンを出すお店がある。今回注文して食べたチャウミンはインドで食べたものと味がそっくりだった。 今日の晩御飯を支度をしようと冷蔵庫を開けたら偶然、焼きそばの麺とピーマンとニンジンと玉ねぎとタイ製のチリソースが入っていた。ご飯を炊くのも面倒くさかったので、レストランで食べたチャウミンを再現して作ってみることにした。本来は肉を入れないのだが、ちょっとインチキして鶏肉も加えた。野菜を細切りにして炒め、麺とチリソースを加えて作った。味見をしてちょっと物足りなかったので塩とケチャップも加えたが、実際に食べてみるとどうも本物とは味わいが違う。すべてチリソースだけで作ったほうがよかったのか、あるいは独自に調味料を調合して作るべきだったのかは定かではない。

モンゴル料理でホームパーティー

先日、モンゴル人達を招いてホームパーティーを開いた。メニューは以下の通り。 ・モンゴル茶・お茶菓子・チーズ3種・日本酒・カナッペ・ニンジンのサラダ・首都サラダ・キャベツのサラダ・塩茹で羊肉・ボダータイ・ホーラガ・ボーズ・デザート・紅茶 モンゴル茶の味は評判がよく、例によってどこで買った茶葉を使ったのかと聞かれた。モンゴル国のモンゴル人向けには茶葉を少なめにして薄く煮出し、牛乳を多めにするのがコツ。塩味は内モンゴルのものよりはやや少なめぐらいだろうか。やはり、現地人にモンゴル茶の出来栄えを褒めてもらうのは嬉しい。 チーズはパニール(インド製)とモッツァレラとエメンタールを並べて食べ比べてもらったところ、パニールがモンゴルのビャシラグにそっくりで、もしモンゴル製だと言って出されても区別がつかないとのこと。モッツァレラも乳脂肪分が高いけどモンゴルのビャシラグによく似ているという感想だった。 ついでにモンゴル人の味覚について調べたいという好奇心から、うまい棒も食べ比べてもらった。うまい棒というのは十数種類の味のバリエーションがある駄菓子だ。このうちの牛タン味、カレーチキン味、チーズ味を食べさせて、5名のモンゴル人の意見を総合した。チーズ味が一番おいしいとの意見で、牛タン味は予想に反してさほど口に合わなかったようだ。いつかうまい棒の30本入りを大量に買い込んでモンゴル人に配り、アンケートをとってみたいと夢は大きくふくらむ。 ボーズは約50個ぐらい作って蒸した。ボーズの具はモンゴル国式に羊肉と玉ねぎを使用して、味付けは塩こしょうのみ(内モンゴル式だと羊肉とニラを使用し、調味料各種を加える)。味付けは我が家のナイR氏が担当してくれたが、ちょうどいい塩加減で大好評だった。羊肉はどこのスーパーでも、ひき肉になったものは手に入りにくいが、ハラール食品を扱っている店に行くと冷凍したものを購入できる。蒸しあがったボーズにはケチャップを付けて食べるのがモンゴル国流。 すべてのメニューの調理に要した所要時間は約3時間。忙しかったので、キャベツのサラダなどはスーパーで売られている千切りキャベツを利用した。首都サラダもハナマサで購入しておいた業務用の1kg入りポテトサラダにピクルスとゆで卵のみじん切りを混ぜるだけにして、時間の短縮をはかった。

ハナマサのモンゴル岩塩

肉のハナマサでは「プロ仕様」というブランドの業務用食品が売られている。これは大抵大袋入りなので、大量に使う予定があるならばお買い得だ。最近、このシリーズでモンゴル岩塩が売り出されたそうだ。1kg入りで198円と安価である。 安いのでバスソルトとしても利用できるなどと書かれたニュース記事を見かけたが、とてもそんなもったいないことをする気にはなれない。だいたい、モンゴル製のビーフジャーキーが日本では犬の餌として売られていたりするのを見ると心が痛む。 塩を大量に使う食品といったら、やはりパンチェッタだろう。豚のばら肉を買ってきて塩漬けにして冷暗所に保存して熟成させ、最後に乾燥させて作る一種の生ハムだ。今の季節ならさほど気温が低くないが、冷蔵庫で作ることも可能なようだ。 以前、うちでもナイR氏と一緒に作ったことがある。できあがったものをイタリア料理に使うとなかなかおいしかった。今度さっそく作ってみよう。

海外からのお客

2009-05-27 | できごと

先週の土曜日、モンゴル語のボランティア通訳をやった。モンゴル語通訳の報酬というのは決して安いものではないのだが、韓国に頻繁に調査旅行に行く日本人を頼ってモンゴル人が団体で観光旅行に来るということなので、無償にて通訳を引き受けた。自分も経験があることなのだが、海外に行くと現地の人々になにかとお世話になることが多い。なかには全く見ず知らずの人に、どうしてここまでと思うほど親切にしてもらったことも何度かある。もちろん、外国人からお金などを騙し取ろうとする悪い人もいるが、多くの人は個人で旅をしている旅行者には大変好意的だ。 そしてその現地でお世話になった人が、こちらを頼って来日するということもたまにあるわけだ。向こうで友達の家に泊めてもらったり、食事をご馳走になったりしたことがある以上、こちらもそれ相応のもてなしをするのが道義だと思うが、あいにく日本ではあまりそういう習慣がないことが多い。そのため、周りによっぽど理解がある人でもいない限り外国人が来たときのお世話はすでに自分でやらなければならず、ややもすれば孤立無援の奮闘をすることになる。 私の友人などもインドによく行くのだが、インド人は自分の家がどんな状況になっていても知人が訪ねてきたら必ず泊めるというホスピタリティーを持っている。彼女もインドとの関わりが深いので、しょっちゅうあちらの人達にお世話になっている。ところで、そうしてお世話になった人達の誰かがなんかの機会で来日することもある。泊まるところがないというので、自分のアパートを明け渡してしばらくインド人を住まわせたということもあったそうだ。 あまり海外に行ったことがない人や、行ったとしても短期の観光旅行しか経験がない人には、そうした行為は理解に苦しむだろうが、自分がそれまでに異国の地で受けた親切の記憶が本能的にそうさせるのである。よく国際交流などという言葉を簡単に口にする人がいるが、外国人と居酒屋でお酒を飲んで、日本文化についてうんちくをたれるだけのつきあいはまやかしだと思う。 外国人とのつきあいが深くなればなるほど、日本の常識では考えられないほどの様々な出来事が起こるし、特に発展途上国の出身者が相手ならば、なにかあったときにこちらで一手に面倒を見なければならないこともあり得る。たまにモンゴルに旅行に行く予定の人が、現地で世話になりたいからという理由で私にモンゴル人の友人を紹介して欲しいと頼んでくることがある。もちろん悪いことではないが、世話になった以上はこちらも礼節を尽くせるか、逆に海外からお客が来たときにきちんともてなしをできるだけのキャパシティーがあるか、自問自答してみるのもよいだろう。

モンゴル大統領選挙

モンゴルの大統領選挙の投票が24日に行われ、今日25日に開票が行われた。人民革命党のエンフバヤル氏と民主党のエルベグドルジ氏の対戦になったが、エルベグドルジ氏の当選が確定したそうだ。 モンゴルの通信社であるモンツァメの記事によれば、現時点(25日17時)では集計結果の公式発表は行われていないが、モンゴル人民革命党も敗北を認めている宣言をしている。 http://www.montsame.mn/index.php?option=com_news&task=news_detail&tab=200905&ne=1226 中央選挙管理委員会による公式発表は5日以内に行われるという。