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Category: できごと

インド料理(習作)

2009-06-29 | できごと

先日の土曜日、新大久保のエスニックタウン化した一角にあるハラール食材店に買出しに行った。ある店にはやたら日本語のうまいバングラディシュ人の店員がいて、営業に来ていたもう一人の外国人と日本語でしゃべっていた。彼らが日本語で「お値段の方、勉強いたしますよ」とかいいながら揉み手擦り手をしてぺこぺこお辞儀しているのがなんとも可笑しかった。 スパイス類はすでにあらかた揃っているので、今回買い足したのはバスマティライス、ビリヤニ用のマサラペースト、インド製のスナック、南インド製のレトルトカレー、パキスタン製の冷凍ナンなど。ミャンマー人が経営している店でミャンマー製のインスタント食品も2点ほど買ってみた。 さて、その翌日の日曜日、さっそくインド料理を作ってみた。今回チーフシェフとなったのはナイR氏だが、私も野菜の下ごしらえ、ビリヤニ、茄子のカレー、ライタ、チャパティーの生地延ばしなどを担当した。せっかくだから写真を撮ろうということになって、撮影を意識したせいか、たった2人で食べるにしてはちょっと作りすぎてしまったようだ。 お品書きは以下の通り。 ・カレー2品(パラク・パニール&ベジタブル・カラヒ)・チャパティ(もちろん自家製)・タンドリーチキン風グリルチキン・ビリヤニ・ライタ(野菜とヨーグルトのサラダ)・マンゴー・アチャール(インド製の市販品)・ラッシー・チャイ 画像は以下のURLにアップロードした。http://picasaweb.google.com/itako999/EUXkRD#

ネパール焼きそば

2009-06-15 | できごと

週末、ネパール料理レストランに行った。いつも行くほうのお店ではなく、練馬まで足をのばしたところにある比較的最近できたお店だ。ネパール料理店といっても、インド料理と大差ないメニューを出す店が多く、ひどいところではスタッフが全員ネパール人なのにインド料理店と称しているレストランも多い。そうした中で、ネパール特有のメニューがかなり豊富な店だった。 カレーとナンといったありきたりなセットメニューもあったが、ここはエスニック料理通ぶってモモやチャウミンなどのネパール料理を単品でいくつか注文した。ネパールの魚料理も注文したのだが、名前を忘れてしまった。見た目はフィッシュティカに似ていて、スパイス使いが絶妙でおいしかった。 レストランのオーナーは日本の大学で経営学を学んだそうで、そのせいかウェイターたちは皆、洗練された身のこなしとサービスで、ちょっとインドの外国人客向けのレストランの雰囲気を思い出した。欲をいえば洗練されすぎていて疲れるのだが、女性客にはこのほうが受けがいいのだろう(私自身も女性だが)。 片言のヒンディー語をしゃべったらやはり通じた。ディーヴァナーガーリー文字を指差して「これを読め、あれを読め」と読まされるのに付き合うはめになった。父が長期間ネパールに滞在していた話をしたせいか、それとも片言のヒンディー語のご利益なのか、なぜか食後にマンゴーラッシーをサービスしてくれた。 さて、前置きが長くなったが、チャウミンとはネパール焼きそばのことで、ネパールで一番ポピュラーな麺料理だそうだ。チャウミンの語源は中国語の「炒面」(チャオ・ミィエン)からきているらしい。ネパール料理が中華料理の影響も受けているという好例だろう。なお、最近ではインドでもチャウミンを出すお店がある。今回注文して食べたチャウミンはインドで食べたものと味がそっくりだった。 今日の晩御飯を支度をしようと冷蔵庫を開けたら偶然、焼きそばの麺とピーマンとニンジンと玉ねぎとタイ製のチリソースが入っていた。ご飯を炊くのも面倒くさかったので、レストランで食べたチャウミンを再現して作ってみることにした。本来は肉を入れないのだが、ちょっとインチキして鶏肉も加えた。野菜を細切りにして炒め、麺とチリソースを加えて作った。味見をしてちょっと物足りなかったので塩とケチャップも加えたが、実際に食べてみるとどうも本物とは味わいが違う。すべてチリソースだけで作ったほうがよかったのか、あるいは独自に調味料を調合して作るべきだったのかは定かではない。

海外からのお客

2009-05-27 | できごと

先週の土曜日、モンゴル語のボランティア通訳をやった。モンゴル語通訳の報酬というのは決して安いものではないのだが、韓国に頻繁に調査旅行に行く日本人を頼ってモンゴル人が団体で観光旅行に来るということなので、無償にて通訳を引き受けた。自分も経験があることなのだが、海外に行くと現地の人々になにかとお世話になることが多い。なかには全く見ず知らずの人に、どうしてここまでと思うほど親切にしてもらったことも何度かある。もちろん、外国人からお金などを騙し取ろうとする悪い人もいるが、多くの人は個人で旅をしている旅行者には大変好意的だ。 そしてその現地でお世話になった人が、こちらを頼って来日するということもたまにあるわけだ。向こうで友達の家に泊めてもらったり、食事をご馳走になったりしたことがある以上、こちらもそれ相応のもてなしをするのが道義だと思うが、あいにく日本ではあまりそういう習慣がないことが多い。そのため、周りによっぽど理解がある人でもいない限り外国人が来たときのお世話はすでに自分でやらなければならず、ややもすれば孤立無援の奮闘をすることになる。 私の友人などもインドによく行くのだが、インド人は自分の家がどんな状況になっていても知人が訪ねてきたら必ず泊めるというホスピタリティーを持っている。彼女もインドとの関わりが深いので、しょっちゅうあちらの人達にお世話になっている。ところで、そうしてお世話になった人達の誰かがなんかの機会で来日することもある。泊まるところがないというので、自分のアパートを明け渡してしばらくインド人を住まわせたということもあったそうだ。 あまり海外に行ったことがない人や、行ったとしても短期の観光旅行しか経験がない人には、そうした行為は理解に苦しむだろうが、自分がそれまでに異国の地で受けた親切の記憶が本能的にそうさせるのである。よく国際交流などという言葉を簡単に口にする人がいるが、外国人と居酒屋でお酒を飲んで、日本文化についてうんちくをたれるだけのつきあいはまやかしだと思う。 外国人とのつきあいが深くなればなるほど、日本の常識では考えられないほどの様々な出来事が起こるし、特に発展途上国の出身者が相手ならば、なにかあったときにこちらで一手に面倒を見なければならないこともあり得る。たまにモンゴルに旅行に行く予定の人が、現地で世話になりたいからという理由で私にモンゴル人の友人を紹介して欲しいと頼んでくることがある。もちろん悪いことではないが、世話になった以上はこちらも礼節を尽くせるか、逆に海外からお客が来たときにきちんともてなしをできるだけのキャパシティーがあるか、自問自答してみるのもよいだろう。

ビンディー

2009-05-06 | できごと

昨日は近所のネパール料理屋に行った。我が家のナイR氏がインドカレーを作る趣味があるため、ちょくちょくナンを買いに行くのですっかり顔を覚えられている。ナンも自作すればいいじゃないかというツッコミが入りそうだが、やはりナンはタンドール釜で焼いたものがおいしいだろう。フライパンでホットケーキに毛が生えたようなナンを焼いてもあまり気分が出ないではないか。 ナンが焼けるまでの間、厨房の傍の席でチャイをサービスしてもらいながら、シェフ達とおしゃべりするのがいつものささやかな楽しみとなっている。あいにくネパール語はできないのだが、なぜか彼らはヒンディー語ができる人が多いので、私の怪しげなヒンディー語でもなんとか通じる。 さて、昨日はナイR氏と二人で訪れて、それぞれダルバートを注文して食べた。ダルバートとはダルカレーとライスがセットになった定食のようなもので、ネパールでは一般家庭でも日常的に食される国民食のごとき存在だ。タルカリという野菜の煮物やアチャールという漬物、サラダなどが添えられることもあるようだ。 注文のとき、飲み物は何にするかと聞かれて、じゃあ水でもくださいと言ったら、厨房で大きな声で「パニ」と叫んでいるのが聴こえた。しばらくして店長がやってきて、「パニって言ってたの、わかりましたか?」と言う。「タンダー・パニでしょ」と言うと納得したような顔をして奥に引っ込んでいった。ナイR氏もインドに行ったときには「エーク・パニ(水ひとつ)」などと言ってミネラルウォーターを買っていたので、覚えているかと聞くと、ぜんぜん記憶にないという。彼は覚えるのも早いが忘れるのも早いようだ。 ややあって運ばれてきたダルバートを食べていると、やはり評価が気になるのか、わざわざシェフが出てきて「カエセー・ラガー?(いかがですか)」とヒンディー語で聞く。「アッチャー・ラガー(気に入りましたよ)」と答えると嬉しそうな顔をして戻っていき、しばし厨房が沸いていた。女性形だとラガーじゃなくてラギーと言うべきだったのかもしれない。またしばらくして、店長が紙切れを手にして近寄ってきた。紙には日本語で「オクラ」と書かれている。私が「オクラ」と発音して、「ビンディー(オクラを意味するヒンディー語)」と付け加えると、頷いて「レディース・フィンガー?」と英語で念を押す。メニュー作りにでも使うのか、日本語で正しい書き方と読み方を知りたくて確認したのかもしれない。 食べ終わる頃、別のウエイターがヒンディー語でお下げしてよろしいですかと聞くので、「ティークハェ」と答えると、わざわざ「ティークハェ」と復唱しながらお皿を下げていく。すると今度は店長が「ガラム・チャイ」といってホット・チャイを持ってきた。いちいち反応するのは面倒になってきたので、黙っていると、もう一度「ガラム・チャイ!」と言ってこちらの顔を覗き込む。しかたなく、ナイR氏に向かって「温かいお茶だってさ」と説明した。みんななぜかいちいちヒンディー語を使いたがるが、これもサービスのつもりなのかもしれない。 外国料理のレストランに行って一番の楽しみは、料理はもちろんのことだが、やはりこうして外国語で現地人と会話することだ。外国料理は割高なことも少なくないが、現地に行った気分になれると思えば安いものだ。近いうちオクラ入りのカレーが新メニューに加わることを密かに期待しつつ店を後にした。

スパム拍手の正体

2009-05-05 | できごと

私の「モンゴル語の穴ぐら」(http://itako999.blog41.fc2.com/)というサイトにスパムのような大量の拍手があったという話をこの日記に書いたことがあるが、その正体が明らかになった。Googleボットの仕業らしい。 検索エンジンのGoogleはWeb上の情報を定期的に収集する必要があるらしく、私のサイトにもときどき現れる。ページ内にあるリンクをどんどん辿っていくため、おそらく拍手のボタンもなんかの弾みで押されてしまうのだろう。

これはすごい時代だ

2009-04-26 | できごと

脳から直接Twitterに投稿可能、米大学院生が装置開発(CNN)http://www.cnn.co.jp/science/CNN200904240021.html 以前、自分のブログにこんな夢みたいなことを書いたことがあるのだが、ひょっとして近い将来、ブログ執筆用のヘッドギアなんてものが売り出されるかもしれない。http://itako001.blog44.fc2.com/blog-entry-175.html だが、しかし概念を文章化するのは自分でやらなければならないだろうし、校正するのもやっぱり自分でやることになるのだろう。筋ジストロフィーや多発性硬化症などになってもブログは書き続けたいという人には役に立つのかもしれない。

スパム拍手

2009-04-22 | できごと

FC2の拍手機能というのを使っているのだが、昨日の早朝から動作が変だ。1時間に2~3個の割合で、サイト内の各記事を万遍なく巡るようにして次々と拍手がされている。始まってからすでに44時間以上続いているが、2日近くも不眠不休でひとつのサイトに隈なく目を通すなどという物好きはいないだろう。どうも生身の人間の所作ではなさそうだ。おそらく拍手スパムというやつだろう。 通常、記事に拍手するとそのついでに管理者宛てにメッセージを送ることができるのだが、どうやらそれを狙ってスパムコメントを送りつけてくるのが目的だと思われる。もちろん人間が手作業でやっているわけではなくて、そういうプログラムがどこかで作られて動いているはずだ。 スパムコメントに含まれているURLをうっかりクリックすると、いかがわしいサイトに誘導されて、個人情報を盗まれたり心当たりもないのに課金されたりという恐れもある。そこまで悪質ではないとしても、あるサイトが自分のURLのリンクを手当たり次第に増やしていけば、最終的に検索時のランクアップにつながるだろう。検索して上位に表示されるようなサイトならば広告収入も得やすいというわけだ。 あるいは検索エンジンのbotが各サイトを巡回して更新情報などを収集する際に、なんかのはずみで拍手としてカウントされてしまったのかもしれない。 いずれにしても、現時点ではコメントは書き込まれていないので実害はないが、あまりうるさいようだったら対策を考えなければならないだろう。

昼寝

2009-03-15 | できごと

昼寝は10~20分で夜中の睡眠数時間に匹敵するらしい。数日間ならこれで乗り切ることができるそうだ。まあ、どんなに忙しくても平均1日5時間の睡眠はきちんと確保できているのでよしとしよう。

モンゴル語ホームページの作成

2008-10-14 | できごと

『モンゴル語の穴ぐら』(http://itako999.blog41.fc2.com/)、『モンゴル語学情報-速報-』(http://itako777.blog64.fc2.com/)などにリンクを張ってあるので、すでにお気づきの方もいるかもしれないが、最近モンゴル語によるホームページの作成を始めた。 https://sites.google.com/site/mongolhel999/ 執筆するコンテンツは専門知識があるモンゴル人に校正して欲しいということもあり、モンゴル人との共同執筆という形をとることにした。共同執筆者は、アルトーシ、ヤンザガ、バダム・オソル(順不同)の3名である。アルトーシは「モンゴル語の文法」、ヤンザガは「モンゴル文学」、バダム・オソルは「モンゴル語とコンピュータ」を担当し、私いたこは「モンゴル語豆知識」を担当する。 最初はウィキペディアなどでも利用されているWikiを使用して作成しようとしたが、いろいろと技術的な問題もあり、なかなか思い通りにいかなかった。検討の末、Google Sites(http://sites.google.com/)のサービスが意図していたものに最も近いという結論に達した。 HTMLやCSSが直接いじれないという欠点はあるが、インターフェースはすこぶるよい。執筆・編集メンバーは限定することができ、しかも追加も簡単に行える。 まだ作り始めたばかりで、見出しだけ書いたのっぺらぼうのページがいくつもあるだけだが、さっそくモンゴルから”Авиа Зүй”(音声学)というキーワードでのアクセスが2~3回ほどあった。今後は内容を充実させていこうと思う。最近、新たな発見、新たな試みの成功などが相次ぎ、やりたいことが多すぎて嬉しい悲鳴をあげているところである。

『モンゴル語学情報』の引越し

2008-09-15 | できごと

今までAmebaという無料ブログサービスを利用して、『モンゴル語学情報 ~速報~』というサイトを作っていたのだが、作り始めた当初にくらべてだんだん広告の類がうるさくなってきた。 http://ameblo.jp/itako-mongol/ そこで、この『いたこのたわごと』でも利用しているFC2に新たなサイトを作って引越しをすることにした。「プログの引越し」の機能を使えば、ほんの5分ぐらいの手続きで引越しは完成する。新しい『モンゴル語学情報 ~速報~』のURLは下記である。 http://itako777.blog64.fc2.com/ データ取得の際に記事作成の日時が完全には反映されなかったらしく、多少記事の順番が狂っているが、このサイトの内容は速報的なものばかりなので、いわば「読み捨て」のような情報ばかりを集めてあるので利用には差し支えないだろう。むしろ、古い記事を読むならば、カテゴリー別に探すことのほうが多いだろう。