今朝のフジテレビのニュースで、朝青龍がモンゴルに帰国して行った記者会見について報道されていた。同局のリポーターがインタビューしようとして無視されたとのことで、ニュースキャスター達も憤慨した様子だった。会見はすべてモンゴル語で行われ、日本語での質問には一切応じてもらえなかったそうだ。 さらに、スポーツ新聞各紙は「朝青龍がモンゴルで日本の悪口を言いたい放題言っていた」と報じていたようだ。しかし、天下のフジテレビでさえも通訳を同行させずにモンゴルに取材に行ったほどなのに、他のスポーツ新聞の記者にそれほどの取材力があるのかはなはだ疑問だ。 たまたま朝青龍の記者会見の映像がネット上で手に入ったので、耳を澄まして聞いてみた。しかし、朝青龍は極めて穏やかな口調で、胸中に去来する満干の想いをしみじみと語っているに過ぎなかった。発言中にはどこにも日本の悪口らしき言葉は見出せなかった。 http://www.youtube.com/watch?v=8AkpX-LTvq4&feature=player_embedded もちろん、映像が途中で途切れているので、その後で別の話をした可能性もあるだろうが、前半これだけ穏やかな口調で語っていたのに、このすぐ後で突然人格が変わったように支離滅裂なことを言い出すとは考えにくい。 実は今日、翻訳会社から私宛にメールがあり、今日の夕方テレビ局でモンゴル語の映像翻訳(ビデオ書き起こし)をという依頼があった。私自身も真相を知りたい気もするし、仕事として面白そうではあったが、あいにくスケジュールの都合がつかないので申し訳ないが断らせていただいた。 <共同通信社による関記事>http://www.47news.jp/CN/201003/CN2010031101000581.htmlhttp://www.47news.jp/CN/201003/CN2010031101000734.html
日本にはブラジル系のイタウ銀行が大手町にあり、そこからモンゴル宛ての送金ができる。現地に口座がなくても住所宛に送金可能で、約10分で現地の銀行から受取れる。例えば20万円を送金した場合、手数料は8000円とのことだ。 イタウ銀行コールセンター: 0120-482858
「Yahoo!知恵袋」や「人力検索はてな」に相当するようなモンゴルのサイトを見つけた。便利そうなのでメモしておく。語彙数は少なめだが専門用語辞書も収録されている。http://www.medeelel.mn/medleg/
モンゴル国でもインフルエンザが流行しているため、最近多くの学校が閉鎖になったが、その代替措置としてインターネットによる授業が行われているという。http://www.tvhicheel.mn/home-entire.shtml ちなみに以下は10年生(日本でいう高校生に相当)向けの英語の授業のページである。http://www.tvhicheel.mn/content/2218.shtml すべての家庭にインターネット環境が整っているとは限らないだろうが、授業のビデオをダウンロードして視聴することも可能だし、こうした試みは実に素晴らしいと思う。すでにサイトの総アクセス数は112,028を数えている。各課の教師宛ての専用メールアドレスが設けられているので、不明点はメールで質問できる。また、チャットでアドバイスを受けることも可能なようだ。これまでに808人からメールでの質問に対して回答が行われ、3410人がチャットでアドバイスを受けているという。 意外に知られていないことだが、モンゴルのIT化はかなり進んでいる。もちろん人口密度、予算、地理条件などの制約を受けてインフラ面での整備は必ずしも十分とは言えないが、人々のインターネット利用に対する意識は高い。単純に比較することは難しいが、民間レベルではむしろ日本のほうが10年ほど遅れている印象すら受ける。その辺のモンゴル人たちが自由自在にメールやメッセンジャーを使いこなし、掲示板に書き込みをしたりWebやプログを書いたりしているのに対して、日本ではパソコン教室に通って手取り足取り教えてもらわなければ何もできないという人も少なくない。いや、このプログを読みに来てくださっているような方に限ってそんなことはないと思うが。
以前、このブログでモンゴル向けの海外送金を取り扱っている窓口が駿河銀行の傍にあるという記事を書いたことがあるが、2009年1月ですでにそのサービスは取りやめになってしまったそうだ。 代わりの方法を探してみたところ、ゆうちょ銀行でモンゴル向け送金の取扱がある。住所充ての送金はできないので、送り先の銀行口座番号等が必要だ。送金手数料は2,500円で、モンゴルにある現地の銀行での受取り手数料は12米ドルとのことだ。取扱窓口のある郵便局は限られているが、都内だけでなく地方の郵便局でも取り扱っているので便利だ。http://www.jp-bank.japanpost.jp/kojin/tukau/kaigai/sokin/kj_tk_kg_sk_mongolia.html
世界の200余りの国の回線電話、携帯電話にもっとも安い料金で繋ぐことができるIP電話サービス。モンゴル向けの通話は回線電話へは0.08$、携帯電話へは0.10$と格安だ。http://www.freecall.mn/
内モンゴルにおける主要なモンゴル語サイトをいくつか紹介する。ほとんどがフォント埋め込みファイルを利用しているようなので、おそらくInternetExploreのバージョン5.5, 6, 7でのみ閲覧可能だ。文字化けする場合には、エンコードをユニコードまたは中国語簡体字(GBコード)に変更し、ブラウザの表示を「最新の情報に更新」してみるとよい。 蒙古文化(mongγul soyul-un s醇・jiye) 内モンゴル最大のモンゴル語サイトhttp://mng.mgwhw.com/ 蒙古包網盟(mongγul ger qolbuγalal) モンゴル語の歌、掲示板などhttp://www.mongolger.net/ 中国蒙古語新聞網(dumdad ulus-un mongγul helen-u sonin medege-yin s醇・jig_e) ニュースサイトhttp://www.mgyxw.net/ 蒙駅門戸網(ulaγci s醇・jiy_e) モンゴル語ソフト、歌、モンゴル語オンライン放送などhttp://www.ulaaq.com/
モンゴルのフリーオンライン百科事典「バーバルペディア」http://baabarpedia.mn/ モンゴルの大手ニュースサイトであるNEWS.mnの協力によって運営されているサイトで、現在までにすでに978件の記事が投稿されているそうだが、まだ記事の内容が作成されていないページも少なくない。ともあれ、今後内容が充実していけば、モンゴルについて調べ物をする際にかなり重宝することになるだろう。 名前の由来については、「バーバル氏の名前とEncyclopediaをかけ合わせた」という説明がサイト内のどこかに書いてあったのだが、あいにくそれがどこだったか忘れてしまった。 ちなみに、以下のNEWS.mnの次のページにはバーバルペディア編纂への参加を呼びかける記事が掲載されている。この記事によれば2008年時点で編纂は終了したことになっているようだが・・・。http://publish.news.mn/show/id=150
なんと、通販サイトAmazonでモンゴルの銘酒、チンギス・ウオッカを購入することができる。価格は1本2,999円というから、国内のモンゴル料理店などで買うよりはかなり割安だ。http://www.amazon.co.jp/gp/product/B002G1SJAE 商品はお酒なので、ページの表示には年齢認証が必要になるようだ。同サイトでは他にモンゴル岩塩なども販売されている。
以下はモンゴルのオンラインスーパーのサイト。モンゴル語表示だが、韓国系のサイトらしい。http://cafe.duunet.com/kr/front/index.asp 仕組みについてまだよく理解していないが、出店も可のようなので、日本の楽天ショップのようなシステムなのかもしれない。商品名をクリックしてみたところ、表示されないものが多く、おそらくこのサイトはまだ工事中でこれから充実させていくのだろう。モンゴル国内限定だと思うが、食品なども買えるようだ。