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Category: モンゴル関係(一般)

モンゴル in 仙台

日本モンゴル学会の2009年春季大会が、5月16日(土)に東北大学で開催される予定だ。ちょっと調べてみたら仙台はモンゴル人居住者の多い土地柄らしい。以下は、仙台市内でモンゴルと関係ある活動についてのページである。 株式会社アイ・ティー・プロジェクト(モンゴル技術大学とのソフト開発の合弁会社経営)http://www.welcome-sendai.net/itproject/index.htm 日本語教科書が完成、モンゴルに贈る 東北大チームhttp://news.goo.ne.jp/article/kahoku/region/20090331t15050.html「多言語防災マニュアル 地震」(DVD版) モンゴル語ほか(「仙台国際交流協会ホームページ」には、モンゴル語版はまだアップされていないようだ。)http://www.city.sendai.jp/soumu/kouhou/houdou/05/170420lang.html モンゴル地質情報http://www.geocities.jp/y95480/indexjp.htm#MongolJP モンゴル人留学生協会「ゴルムト」http://www.sira.or.jp/cgi-bin/dantai/index.cgi?pg=9698-1209037467 福喜多モンゴル料理店http://local.yahoo.co.jp/detail/spot/2645ca525939c24e2d6f8301aac30713/福喜多麺点紅房(オーナーの奥さんが内モンゴル人とか。上記店舗の系列店?)http://www.asku.com/RV/010R/?_item_id=1408841&area_id=04 草香麺(内モンゴル製そばシリアル)http://www.yumen.biz/index.htmlモンゴル茶販売http://www.soleil-salon.net/modules/formmail/index.php?id_form=2

在日モンゴル人向けホームページ

知り合いのモンゴル人達が日本在住のモンゴル人向けホームページを開設した。メンバーには最近コンピュータ関係の学校を卒業したばかりという人が含まれているそうで、言語もphpを使用していて、なかなか凝った作りだ。私の運営している「モンゴル語の穴ぐら」も、支援サイトとしてリンクを張っていただいた。http://monjaha.net/index.php?task=def_site

モンゴルで殺人事件

毎日新聞社の報道によると、モンゴルで日本語教師をしていたスズキ・チエさんが強盗殺人事件により死亡した。詳細は下記を参照。http://mainichi.jp/select/jiken/news/20090209k0000m040027000c.html

モンゴル人向け住宅情報

(財)日本賃貸住宅管理協会は日本に住む外国人のための不動産物件紹介に力を入れている。同財団ではウェルカム賃貸というサイトを運営している。http://www.welcome.jpm.jp/ 同サイトには、モンゴル語表示のページへのリンクが張られており、モンゴル人向けの住宅情報が載せられている。http://blogs.yahoo.co.jp/jpmmongoru モンゴル語による賃貸物件の紹介の他、日本の不動産業界についての説明、日本についてなどの記事が書かれている。

モンゴル検定(初級編)

モンゴル検定の続きを作ってみた。「ちょっとだけ難しく」作るというのはなかなか容易ではない。中には難しい問題も含まれているので不正解でもがっかりなさらないように。 モンゴル検定(初級編) by モンゴル語の穴ぐら

モンゴルの旧正月はいつ?

モンゴルではツァガーン・サルと呼ばれる旧正月が盛大に祝われる。ただ、このツァガーン・サルの日程であるが、少なくとも一年前にならないと分からないらしい。毎年、占星術師がチベット仏教起源の占星術の理論に基づいて計算して翌年のツァガーン・サルの日取りを発表することになっている。 ところがモンツァメ通信社が発信した情報によれば、今年のツァガーン・サルの日程について、モンゴル国の仏教の中心であるガンダン寺が発表した日付とTs.ダシツェレンという占星術師の主張する日付が約1ヶ月食い違っていて議論になっているのだという。http://www.mongoliadirect.com/content/view/3425/601/ 知り合いのモンゴル人に質問したところ、Ts.ダシツェレン氏はシャル・ゾルハイという流派の占星術師なのだそうだ。シャル・ゾルハイとは私も初耳だったのだが、シャルとは黄色を意味し、ゾルハイとは占星術を意味するので、文字通りに訳すならば黄占星術といったところか。このシャル・ゾルハイはフビライ・ハーンが大都(現在の北京)に遷都したときに漢地にもたらされて普及したものだという。 モンゴルの宗教事情は、チベット仏教に加えて、シャーマニズムやアニミズムなどの土着的な要素を持つ宗教が複雑に絡み合って複雑なのである。しかも長い間社会主義体制だった歴史もあるので、いわゆる唯物主義もそれなりに浸透していて、意外と信仰心は薄いように見受けられる。今までに知り合ったモンゴル人を観察した限りでは、純粋に宗教的な意味での信仰心は日本人と同程度、ただしけっこう迷信好きといったところか。 さて、かんじんのツァガーン・サルの日取りだが、さっきのモンゴル人の説明では、一部の人を除いて大抵の人はガンダン寺の発表に従うだろうとのことだった。

バンシとラビオリ

今日はちょっと軽い話を・・・。モンゴルにはバンシという料理があるが、これはいわゆる水餃子である。玉ねぎのみじん切りと羊のひき肉を具にして作るのがモンゴル流だ。 アルトーシというモンゴルの友人がうちに滞在していた頃のこと。おしゃべりをしていたら、バンシを作るときいちいち包むのがめんどうだという話題になった。モンゴルには「餃子の皮」なんてしゃれたものは売られていないので、作るとしたらまず自分で小麦粉をこねなければならない。冷凍バンシも売っていないことはないが、割高なのであまり使う人はいない。 趣味で週末に作るならともかく、毎日のお惣菜として作るのだから大変だ。しかも彼女は仕事を持っている身で、朝早く出かけて夜帰ってくるのもかなり遅い。大変なのは炊事だけではない。洗濯も手洗いだし、掃除をするにも掃除機などというものはないのですべて手作業だ。 しかも、アルトーシがバンシを包むと、家族や親戚に形が犬のうんこみたいと文句を言われるのだという。ボーズを作るときはかなり器用にすいすいと包んでいたのだが、なにぶんバンシはひとつひとつが小ぶりなので大変なのだそうだ。 そんなわけで、私が日本人の浅知恵を出して、100円ショップから餃子包み器を買ってきてプレゼントしてみた。「あら、そんな話まで覚えていてくれたの」とちょっとびっくりしていたが、まんざらでもない様子。 試しに、さっそくそれを使ってバンシを包んでみたが、どうも包み器に生地がくっついたり、具がはみ出たりとうまくいかない。これはあんまりよくないんじゃないかと思い、ふとアルトーシを見たところ、「これは便利!」と露天商のサクラみたいな声を出しながら手際よく上手に包んでいった。 さて、包み器で作ったバンシは、ゆで上がったものを見ると巨大なラビオリのようであった。それでも彼女はかなりご満悦。ついでに別の日にはラビオリの作り方も伝授した。生地をのして具を乗せて、上からまた生地を乗せて、ルレットまたはナイフで切るだけなので、バンシよりははるかに効率的だ。アルトーシもこれは簡単だし楽でいいといって喜び、日本語で「オモシロイ」を連発しながら作っていた。今頃はモンゴルでも時々、ラビオリもどきのバンシを作っているのだろうか。

モンゴルペディア

自由参加型のモンゴルに関するオンライン百科辞書サイト、モンゴルペディアというサイトを見つけた。http://wiki.ecm-outsourcing.com/ 規約に従って誰でも記事を追加作成することができる。現時点では1,799件の記事が登録されており、各カテゴリーは概説、歴史、人物、教育・科学技術、社会・政治、スポーツ、経済・産業、エンターテイメント、法規、外国語によるモンゴル紹介に分かれている。 上記サイトのうち、言語(モンゴル語)カテゴリーのページは以下である。http://wiki.ecm-outsourcing.com/index.php?title=%D0%A5%D1%8D%D0%BB_%D1%88%D0%B8%D0%BD%D0%B6%D0%BB%D1%8D%D0%BB

内モンゴルのチベット学と仏教

大正大学の綜合佛教研究所では、2008年9月から半年間の予定で、中国政府および日本の文科省が共同でモンゴル佛典研究会参加を目的として派遣したエルデニバヤル教授の受け入れを行っている。同教授は内モンゴル大学モンゴル学学院に在籍する教授で、内モンゴルにおけるチベット学、仏教学の権威だ。また、教授クラスの学者のなかでも稀少な、博士課程の修了者に対する博士号授与の可否を決定する権限を与えられた人物でもある。 近々、このエルデニバヤル教授による講演会が大正大学で行われる予定である。 ************************************「内モンゴルにおけるチベット学と仏教の研究」 講師:大正大学綜佛客員研究員 額爾敦白音(エルデニバヤル)     内モンゴル大学モンゴル学学院教授日時:平成21年2月4日(水) 14:00~17:00場所:大正大学綜合佛教研究所 研究室Ⅰ(4号館1階)参加:無料 大正大学綜合佛教研究所のホームページは下記。http://www.tmx.tais.ac.jp/sobutsu/