スタイルシートを使ってWeb表示させるという方法は非常に便利だが、ちょっと指定ファイルを書き換えただけで、とたんにレイアウトがくずれてしまい、悪戦苦闘するはめに陥ることがあるのが難点だ。
現在作成中のモンゴル語情報のサイトも、スタイルシートでUTF-8のエンコードを指定すると、レイアウトが部分的にくずれる。とはいえ、デフォルトのEUC-JPだと、キリル文字モンゴル語の表示がブラウザによってはうまくいかないようなのだ。
そこで調べてみたところ、スタイルシートにURLを書き込んで、フォントの指定を外部ファイルにするという方法があることが分かった。
http://jp.selfhtml.org/css/eigenschaften/schrift_datei.htm
これならば文字の領域を限定してエンコード指定ができるので、記事の部分だけユニコード表示表示するということも可能だろう。
eot と pfrという二つの種類のファイルをアップロードして、URLを指定しておけば、IEおよびネットスケープのブラウザ側でWebフォントとして認知してくれるらしい。
ということは、蒙古文字(モンゴル語の縦書き文字)でのユニコードによるWeb表示も夢ではないはずだ。蒙古文字特有の縦書きで左から右への改行という表記をWebで実現する方法については、すでに蒙古語レイアウトWeb表示の中で検討ずみである。記事中ではフォント指定の方法が最後の問題点として残るとしていたが、外部フォント・ファイルという方法を使えば一挙に解決となるはずだ。
忘れないように急いでメモ書きとして書いたので、多少読みづらい文章だが、ご容赦願いたい。