20年越しのデータと向き合う

Webサイトの引っ越しを機に、長年蓄積してきたデータを整理している。その中で改めて数えてみたところ、モンゴル語の辞書の書誌データが420冊分もあることがわかった。昔からコツコツと入力してきたものだが、こうして数字にしてみると、自分でも驚く量になっていた。

便利だが限界がある「漢字表記システム」

これまで、辞書を区別するために「モ英(生)2013」のような記号を使ってきた。モンゴル語の辞書には似たような名前のものが多いため、後で整理しやすいように工夫したものだ。

漢字は1文字が1つの概念を表すため、情報を圧縮して表記するには非常に便利だ。しかし、非漢字圏の閲覧者には理解しにくいという問題がある。

ISO言語コードへの移行

そこで、国際標準であるISO言語コードを採用することにした。これにより、誰にでも理解できる形式になる。

具体的な変換例

キリル文字モンゴル語の辞書:

  • 旧表記: 「モ英(生)2013」
  • 新表記: mn-Cyrl-to-en-biology-2013

伝統モンゴル文字の辞書:

これまで便宜的に「蒙」の字を使用してきたが、ISO表記では以下のようになる:

  • 旧表記: 「蒙英」
  • 新表記: mn-Mong-to-en

文字コードの利点

この表記方法には、さらなる工夫がある。文字の順番で、どちらが見出し語でどちらが訳語かが自動的にわかるようになっている:

  • モンゴル語→英語辞書: mn-Cyrl-to-en
  • 英語→モンゴル語辞書: en-to-mn-Cyrl

標準化がもたらすもの

この標準化により、データの管理が格段に楽になるだけでなく、国際的な協力や情報共有の可能性も広がる。420冊という膨大な書誌データが、より多くの研究者や学習者にとってアクセスしやすくなることを期待している。