日本ではビーフストロガノフというとハヤシライスみたいな茶色いものが多いが、ロシアのビーフストロガノフはスタメナ(サワークリーム)を使って作る白いものだ。あちこちのレシピを参照して、邪道にならない程度にレシピを簡略化してみたので紹介する。サワークリームが手に入らない場合は生クリームとレモンで代用してもよいようだ。作業時間は約30分で、ハヤシライス程度の手間で作れる。
【ビーフストロガノフ】(2人分)
<材料>
牛肉切り落とし 200g
玉ねぎ 1個
マッシュルーム 半パック(5~6個)
サワークリーム 半パック(50g)
小麦粉 大さじ1
コンソメ 1個半
塩コショウ 少々
油 少々
パセリ(あれば) 少々
<作り方>
1. 玉ねぎをスライスしてフライパンに油を熱して炒め、取り出しておく。
2. 牛肉をひとくち大に切って塩コショウしておく。マッシュルームはスライスする。
3. フライパンに油を熱して牛肉、マッシュルームの順に炒める。
4. 玉ねぎを戻し入れ、火をとめて小麦粉を振り入れ、軽く炒める。
5. 水400cc、コンソメを加えて5~10分煮る。
6. サワークリームを加える。
7. 皿にライスとビーフストロガノフを盛り、みじん切りにしたパセリを散らす。
なぜか牛肉と玉ねぎは別々に炒めるという記述のレシピが多く、中にはフライパンを二つ使用するなどというものもあったが、ひょっとすると牛肉→玉ねぎ→マッシュルームの順で炒めれば手順を簡略化できるかもしれない。しかし、上記のレシピで玉ねぎを弱火でフライパンにかけたまま牛肉とマッシュルームを切る作業を行えば時間の短縮になる。